ダイヤ工業
入居施設間での連携強化に
集客力強化で相乗効果期待
2015年02月01日号
体の歪み計測器の利用促進に
医療用品製造販売のダイヤ工業㈱(岡山市南区古新田1125、松尾正男社長、電086・282・0377)は自社所有の健康複合施設「ロコステ」の活性化を図る考えだ。1月17日にはイベントを開催し、盛況を収めた。同社では一階部分のアンテナショップ「ダイヤファクトリー」の機能面などにも期待、複合型施設として集客力を高め、自社商材の販売促進にもつなげる。
健康複合施設「ロコステ」は昨年9月の開設で、1階には健康嗜好の飲食店「サンテ」と同社のアンテナショップ「ダイヤファクトリー」、1階一部と2階には「グンゼスポーツ岡山店」が入居する。集客力のあるスポーツジムを基軸に、健康複合施設として、1階のカフェやアンテナショップの利用も促す考えだ。
情報発信力の期待するのは、1階のアンテナショップ部分の体の歪みなどを測定する機器で、静止時や歩行時のバランスなどを測定できる。結果はいずれも5―10分後に印刷され、それを元に専門スタッフからのアドバイスのほか、要望があれば接骨院なども紹介する。同社の商品群も1千アイテムを揃え、筋肉スーツ「ダーウィン」のオーダーメイドにも応じる。サポーターなどの価格帯は1千円―3万5千円。
松尾社長は「運動器には臭いも関係しアロマオイルも販売する。ロコステの入居施設で連携を図り、集客力の強化を図る。特に体の歪みの計測器をここまで揃えるのは県内では少なく、利用を促したい」と展望を語った。