古民家利用のインターンシップで

政府系金融機関の㈱日本政策金融公庫（本部＝東京都、細川興一総裁）は全国の高校生を対象にしたビジネスプランコンテスト「第２回創造力無限大高校生ビジネスプラン・グランプリ」を開催、岡山県立倉敷鷲羽高校（倉敷市児島味野山田町２３０１、田中広予校長）が審査員特別賞を受けた。

大会にはエントリー高校が２０７校、件数は１７１７件と昨年を大きく上回った。その中、10プランが選ばれ、１月11日、東京大学本郷キャンパスで最終審査会が行われ、グランプリには愛知県立五条高校が、準グランプリには静岡県立静岡農業高校が選出される中、岡山県からは審査員特別賞に岡山県立倉敷鷲羽高校の「ビジネス研究部」の「つなぐハウスーＮＥＷライフ、ＮＥＷコネクト！―」など３校が選ばれた。

倉敷鷲羽高校は古民家や休眠施設を活用した長期滞在型インターンシップ施設の運営し、入居者が共同生活や職業体験で、倉敷市児島での就業を促すプラン。これが人口減少や超高齢化などの社会の深刻な問題の解決に取り組む意欲と、ビジネス環境の調査力が評価された。