工房和傘屋
「和傘のデザインが考案できる」
和傘デザインコンテスト
2015年02月10日号
3/31日まで応募受付
和傘製造の「工房 和傘屋」(倉敷市東町10―39―16、小林 旅人代表=写真、電080・1929・0335)は雑貨店「bjorn(ビョルン)倉敷店」(同市中央2―13―20)とコラボし、和傘にオリジナルのデザインを施すコンテストを開催する。入選作11作品の中から、大賞は直径約35cmのミニ和傘とし、ビョルン倉敷店で4月末から展示する。工房和傘屋ではこの種のイベントで、伝統工芸へ愛着を持ってもらうねらい。
工房和傘屋は倉敷美観地区で和傘製造業を営んでおり、昨年11月から、美観地区の観光客向けに、製作した和傘のレンタルサービスを始めた。和傘は近年では中国製が流通する傾向があるが、小林代表の作品は、国産材を使った趣ある商材として、美観地区の着物レンタル店にも着目されている。
今回のコンテストでは応募作の中から、上位11作品を選び、最優秀賞はミニ和傘(直径35cm)に、入賞作(10作)は和傘折り紙セット(直径10cm)として製作し、ビョルン倉敷店2階で展示する。作品募集は3月31日〔火〕まで。
小林代表は「和傘のデザインをするのは稀なケースで、これで認識度をさらに向上させたい」と強い意欲を語った。