没後40年「平櫛田中─美の軌道─」が、９月20日〔金〕から11月10日〔日〕まで、井原市立田中美術館（井原市井原町３１５、電０８６６・62・８７８７）で開催される。
　およそ１世紀にわたって日本近代彫刻史に大きな足跡を残した、岡山県井原市出身の彫刻家・平櫛田中（１８７２─１９７９）の生涯と芸術を回顧する。本展では、木彫を中心に、ブロンズ、石膏原型など、国内にある代表的な作品80点を一堂に展覧する。観覧料は、一般８００円、高校生以下無料。関連イベントとして、９月22日〔日〕午後３時からは、井原市民会館で「尾上右近トーク＆パフォーマンス」（チケットは有料、当日に限り美術館で提示すると６４０円で観覧できる）が、10月５日〔土〕午後１時30分から３時には記念講演会「平櫛田中の生涯と芸術の魅力」（講師＝同館・藤井　明氏）が、井原市民会館　鏡獅子の間で開かれる（無料・申込み不要）。