台湾ラーメンと中華の店 ㈲棒棒
取締役 馬場利邦さん(35)

2014年09月01日号

140901インタビュー馬場利邦ばば としくに さん
施設の利用者らを招待
美味しい中華に舌鼓
福山市千田町2469―2
電084・955・5999

 気軽に外食できない施設の利用者(通所者)に美味しい中華を食べてもらおうと8月18日、社会福祉法人・福山愛生会「希望の広場」(福山市大門町6―15―13、塩崎睦典所長、電084・943・9777)の利用者・スタッフ29人を招待して昼食会=写真=を開いた。
 昼食会は「地域のために何かできないものか」と棒棒の馬場邦倍オーナーが2000年に始めて、今年12回目になる。
 今まで招待したのは、児童養護施設「こぶしヶ丘学園」、障害者小規模作業所「木楽庵」など福山市内の施設利用者、生徒、職員らで、空いた年もあるもののほぼ毎年開いている。同店に納品している業者も協賛し、材料を提供した。
 当日出されたのは酢豚、唐揚、エビチリ、春巻、チャーハンなど人気看板メニュー8品で、デザート、果物も付いていた。招待された利用者は「おいしい」を連発しながら料理をほお張っていた。
 ㈲棒棒は1984年(昭和59)年の創業。同年大門店(福山市大門町5―7―28、電084・943・5067)を、2006年10月に千田店をオープンした。馬場利邦さんは「多くのお客様に支えられて長年営業することができた。感謝の気持ちを形で表したかった。出来る限り毎年続けていきたい」と話している。