㈲わかば塾
みどり町教室WAKABA BOOK 3
室長 島田 憲さん

2018年05月10日号

話題の「本と出会える塾」
「大人の学び場」にも開放

Chameleon Works(カメレオン ワークス)撮影

しまだ けん(46)
福山市緑町1-30
啓文社BOOKS PLUS緑町店内
電084・999・3033

 「みどり町教室WAKABA BOOK 3」は、地域の子どもが自由に学べる「コミュニティ塾」を目指している㈲わかば塾(福山市新涯町1-9-1、下岡輝也塾長、電084・954・3117)が昨年7月、「啓文社BOOKS PLUS緑町店」内にオープンした全国的にも珍しい「本と出会える塾」として話題になった。
 80・5㎡のスペースに2-4人掛けのテーブル席を含め40席を配置。少人数制の集団授業と自主学習を併設した「アカデミックカフェ授業」を行っているほか、ブックディレクターの幅允孝さん(㈲バッハ=東京=社長)が同塾内で小・中・高の各生徒からヒアリングし、子ども達の思考や興味の幅を広げるためのバラエティ豊かな約300冊の書籍を設置しているのが大きな特長だ。
 室長の島田 憲さんは「本を学びの中心に置き、生徒たちに新たな〝知〟と出会いができるような〝場〟を提供し、彼らの将来の夢や可能性が広がる切っ掛けになれば」と希望を述べた。
 それだけにとどまらず、生徒が通塾しない時間帯を利用して、エフエムふくやまのパーソナリティ・髙橋秀年さんが主宰する「可能性の扉塾」を開講し、〝大人の学び場〟としても開放している。
 島田室長は広島大学総合科学部卒業。福山市出身。趣味は読書とドライブ。