元石　勝さん（50）
㈱モトイシ　社長
福山市南松永町1-20-28
電084・933・3300

　葬祭会館を運営している元石さんは若いころからバイクが好きで、時間があればツーリングに出掛け、お金を貯めては流行（はやり）のバイクを買い求めてきた。
　「いまとなっては、そのころのバイクは名車が多かったとつくづく思う。中でもカワサキの５００ｓｓ（ビッグマッハ）は『乗り手を選ぶ』といわれた性能で、乗りこなせばそのパワーを満喫することができた」と振り返る。
　そんな同好の志が定期的に集まり、この春も「備後旧車ミーティング」を開いた＝写真。
　「会場はレストラン山陽の西側パーキングで、オーナーの梅本秀明さんの了解をもらって１８０台のバイクを並べることができた」と、感謝の気持ちを語っている。

　広島や岡山、四国方面からも仲間が駆け付け、それぞれが愛車の”衣装比べ”をしたり、ツーリングの思い出話に華を咲かせていた。
　「皆さん、愛車をピカピカに磨いて、メンテナンスも怠ることなく、往時の性能を引き出せるようにしているなど愛着が感じられた。私も負けないように・・」と、仕事の合間に時間が許せばできるだけバイクに手を掛けるようにしている。
　「付近の国道を行き交う人たちが、勢ぞろいしたバイクの迫力に驚き、写真に撮るなど楽しい一日となった」と、主催者としての喜びを語っている。