三原~尾道の周遊航路
海域を行き交う観光船
秋には新たな船が就航

2022年09月01日号

陸・海・空の道を活かした街へ(152)

この連載で、記者は三原と尾道、福山が1本の鉄道で繋がっていることから3市を「びんご3兄弟」と例えてきた。そして「仲良く手を携え、郷土の発展に向けて大きく育ってもらいたい」と記している。

このうち三原、尾道の市境は海でも繋がっているので、そこに両者が思いを寄せれば、より仲良くなれるはず。その方法の一つが「海の道」を共用することで、両間は直線で10kmに満たない短い道ではあるが、周辺に点在する島々を巡ると、太く長い「海の路」になってくる。その海路を行き交う船はフェリーや高速艇、遊覧船など様々な姿をしている。今回はこの海の路に、クルーザー船を航行させようとしている、地元企業家の熱い思いをリポートする。(西亀悟)

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