鉄道開通150+1年⑩
本誌関係地域の山陽鉄道
路線が尾道から三原へ延伸

2023年02月10日号

陸・海・空の道を活かした街へ(167)

昨年10月に始めたこの連載では、笠岡から尾道まで鉄道を敷くのに4カ月を要している。下調べをして執筆、まとめるだけでこの日数を要したが、「本物の鉄道」は同じ区間の敷設工事を2カ月半で終えている。

信じがたい日数なので、改めて調べると笠岡駅が開業したのが1891(明治24)年7月4日、福山駅が同年9月11日、尾道もこの年の11月3日に開業している。重機が乏しい時代にあって、山あり河ありの工事のみならず、路線に反対する人々との折衝、用地の買収を含めてこの期間である。鉄道は、更に延伸して二原方面へ。このうち、糸崎に開業した駅は岡山~広島間の主要基地として、福山、尾道の駅にはない施設を備えている。(西亀悟)

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