環境対応で需要獲得
欧州向けの輸出で追い風
植物由来の繊維の活用も

2023年06月01日号

中塚被服は植物由来の繊維を使った作業服を開発した

SDGs(持続可能な開発目標)の浸透もあって、世界的に環境対応が急がれている。サプライチェーン(供給網)では脱炭素化への対応が遅れると受注に影響が出かねず、太陽光などのクリーンエネルギーの活用が進んでいる。環境投資を背景に生育時に光合成しCO2(二酸化炭素)を吸収する植物を素材に活用する作業服メーカーや、環境対応しためっき技術で受注獲得に乗り出す会社も出てきた。取り組みを進める備後地区の企業を取材した。 (高橋和孝)

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