海事都市・尾道の再生へ
基幹産業を支える施策⑩
関連機関が参画して支援
2025年10月01日号
陸・海・空の道を活かした街へ(248)
尾道では2年ごとに「吉和太鼓踊り」が浄土寺に奉納されている。その起源は室町時代に遡り、足利尊氏が船で九州へ向かう途中尾道に寄り、浄土寺に参詣して戦運挽回を祈願。そのとき水先案内を務めた吉和の漁民が、尊氏の御座船の型を漁船に使うことを許されたのを祝ったのがこの踊りの始まりとされている。
その船を誰が造ったかの記録はなく、彼らが営んだ漁業がその後に栄えた尾道の「水産業」の礎になっている。造船を含む「海事産業」がこの地域に根付いたのは明治の中期に土生船渠が創業してからで、それより以前に辿ると、村上海賊の存在があったことが窺える。(西亀悟)
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