福山「リーデンローズ」
5代目館長に作田忠司氏
三原「ポポロ」で手腕発揮

2019年04月10日号

「音楽ホール運営のプロ」

リーデンローズ5代目館長に就任した作田忠司氏

 ふくやま芸術文化ホール「リーデンローズ」、ふくやま美術館などを管理・運営する公益財団法人・ふくやま芸術文化振興財団(福山市松浜町2-1-10・リーデンローズ内、羽田 皓理事長=前福山市長、電084・928・1800)は、4月1日から市神辺文化会館などの市かんなべ文化振興会(同市神辺町川北)と市沼隈サンパルなどの福山勤労福祉・文化振興会(同市沼隈町草深)を統合し、新たに「ふくやま芸術文化財団」としてスタートした。コンサートや展覧会等の企画、管理施設の運営をよりスムーズにするのが今回の組織変更の大きな目的だが、最大の話題はリーデンローズ・神辺文化会館・沼隈サンパルの館長に、三原市芸術文化センター「ポポロ」(三原市宮浦)の館長として2009年から約10年間にわたって手腕を発揮した作田忠司氏(本誌コラム「作田忠司の『芸術・文化への』ひとりごと」執筆者)が就任したことだろう。特に福山出身の世界的な音響設計家・豊田泰久氏が関わり、音響面で高い評価を得ているリーデンローズの今後の運営展開が注目される。(西原 洋)

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