WABLOS
7/1澤田商店 福山春日店開店
グループノウハウ生かした新業態

2025年06月10日号

精肉・惣菜売場と食堂が合体

「澤田商店 福山春日店」

エブリイホーミイグループ(福山市南蔵王町1―6―11)内で卸事業・飲食小売事業・堆肥事業を展開する㈱WABLOS(同所、岡﨑裕輔社長)は3月28日、グループのノウハウを生かした新業態「SMART GOURMET (スマートグルメ)365」の展開を発表。スマートグルメ業態1号店「澤田商店 福山春日店」(同市春日町1─1─40、電084・983・0296)を2度のプレオープンを経て7月1日〔火〕、グランドオープンする。

福山春日店は県道379号線沿い、「餃子の王将福山春日店」の跡地。売場面積はコンビニの半分程度の57・8㎡。店舗デザインは昔懐かしい「商店街」の雰囲気を残しながら、新しさを取り入れている。

精肉売場「肉のにくよし」

エブリイホーミイグループのルーツとも言える「澤田商店」の名前を屋号にし、創業者・澤田嘉康さんの名前の一文字「嘉」をロゴマークに採用した。店舗内は精肉売場「肉のにくよし」、惣菜売場「キッチングルメ」、食堂「焼肉・炭火丼よっちゃん」に分かれている。営業時間は、物販午前10時30分─午後8時。飲食11時─午後2時、5時─8時。毎週水曜定休。駐車場は11台。

肉のにくよしでは日本を代表する和牛「宮崎牛」の中でも特に品質の高い、グランドチャンピオンの称号を受けた乙守考志さんが育てた「乙守牛」や、広島県産「世羅大地の極旨牛」、宮崎県産「あまかぁ〜豚」、広島県府中町かしわ鶏肉専門店・中林商店の「朝びき鶏」などを対面販売。

手切りの肉に加え、肉を美味しく食べられる野菜・調味料などのトッピングも展開している。オーダーに応じてプルコギ、すき焼き、生姜焼きなどの肉料理の、味付け・野菜トッピングを行い下ごしらえした「半調理」の状態で提供する。

キッチングルメには各種惣菜のほか、煮込み、弁当、丼、本日のスープを準備している。

食堂「焼肉・炭火丼よっちゃん」

焼肉・炭火丼よっちゃんでは、平日昼は炭火カルビ丼を、平日夜と週末昼・夜は焼肉を提供。炭火カルビ丼はカウンター席の目の前で炭火を使って焼き上げ、特製ダレに絡めた味わいが特徴で、プレオープン時も客から好評。焼肉では、各席に設置したロースターでスタッフがおすすめの厚みでカットした店内手切りの肉を味わえる。

今後、新業態をブラッシュアップし、多店舗展開を視野に入れる。