JR西日本
福山駅で毎時59分発の「のぞみ」が
3/14日のダイヤ改正で
2015年02月20日号
山陽新幹線40周年イベントも
西日本旅客鉄道㈱=JR西日本=(大阪市北区芝田2―4―24、真鍋精志社長)の岡山支社(岡山市北区駅前町2―1―7、中村圭二郎支社長、電086・225・1170)は3月14日〔土〕に春のダイヤ改正を行い、JR福山駅(福山市三之丸町30―1、頓宮勝巳駅長、電084・925・3156)とJR新尾道駅(尾道市栗原町9381―4、村田裕駅長、電0848・23・9331)から品川・東京方面の新幹線の利便性が増す。在来線でも快速「サンライナー」がJR東福山駅でも停車するなど、岡山方面への通勤通学でも使いやすくした。
ダイヤ改正でJR福山駅の午前8時―午後6時台の毎時59分に東京方面への「のぞみ」が発車するほか、新尾道駅でも午前9時―午後6時の毎時40分に「こだま」が発車し、福山駅で「のぞみ」に接続することで、新尾道―東京駅への所要時間が最大45分短縮する。ダイヤ改正に併せ、福山駅に停車する「のぞみ」新幹線N700Aを投入し、東海道区間では最高速度向上となりの、東京間を3―8分間短縮し、福山―東京間を最速3時間26分にした。
また、山陽新幹線が全線開業して3月10日で40周年を迎え、各種イベント開催にも注力する。3月1日〔日〕―5月10日〔日〕まで、JR岡山駅、新倉敷駅、福山駅、新尾道駅と福山市役所(福山市東桜町)で新幹線開業から40周年を振り返る写真などのパネル展を開催。さらに山陽新幹線19駅がセットになった「山陽新幹線全線開業40周年記念入場券」を2620円(税込)で計1万セットを、3月10日〔火〕―31日〔火〕まで販売する。
ほかにも駅弁キャンペーンとして、JR福山駅と新尾道駅などで販売する記念弁当購入者には特典を設ける。
頓宮・福山駅長は「今回のダイヤ改正でJR福山駅が便利になり、四国の今治からは高速バス、尾道―松江間の道路開通での利用者も見込める。2月中には1階の新幹線コンコースへ待合室も整備する」と、村田・新尾道駅長は「こだま号と福山駅の『のぞみ』号の接続の改善で首都圏や京阪神への利用が益々便利になる。是非利用して欲しい」とPRしている。