北川鉄工所とヒロボーが新会社
ドローンの開発・製造・販売
資本金9千万円で7月設立予定

2018年05月10日号

 ㈱北川鉄工所(府中市元町77―1、北川祐治社長、電0847・45・4560)は7月、ヒロボー㈱(同市本山町530-214、中井 保社長、電同41・6780)と産業用無人航空機を開発・製造・販売する新会社を設立する。出資比率は北川が9割、ヒロボーが1割で、資本金は9千万円(いずれも予定)。
 無人航空機(ドローン)産業は中国メーカーを中心にホビーや空撮用途の市場が形成されているが、今後は産業用途の市場拡大が予想される。高度な製造技術や品質管理、メンテナンス体制の整備が急務となっており、同社が培ってきたノウハウが活かせる―と判断したという。ヒロボーは産業用ヘリコプター事業の経験が豊富で、産業用無人航空機分野において競争力のある独自の技術を保有しており、同技術及び技術者を提供する。北川からは経営及び営業人材を提供することで、新会社を設立する基本合意にこのほど達したという。