PT総合研究所
社長 安原 實さん
相続に特化した税理士事務所

2015年02月01日号

se㈱PT総合研究所

社長 安原 實さん(63)

倉敷市鳥羽79―1

電086・461・2111

 

 

相続関連の税務に特化した税理士事務所を今年1月、㈱PT総合研究所として法人化した。安原社長は税務署と国税局勤務時代は資産税を専門にしており、法人化で企業税務関連を開拓していく。安原社長は「40年以上の税務キャリアを活かし、岡山、広島両県の顧客に的確な税制アドバイスをしたい。今年1月から相続税の税制改定もあり、財産を持つ人の良きパートナーとなりたい」と展望を語った。

 税務署や国税局での豊富なキャリアや人脈もあり、独立後の業績は順調で、今後は相続関連に強みを発揮していく。相続関連には広島国税局で主任相談官を務めた安原社長が、企業の税務には副所長の永見隆久氏があたる。セミナーも定期的な開催するなど、地域への税務啓蒙活動にも積極的だ。

 弁護士や司法書士らの士業や銀行、証券会社、生命保険会社とも連携するなど、資産を円滑に次世代に受け渡す体制も整えている。ほかにも大手ハウスメーカーとも連携し、相続税対策も提案する。

 安原社長は「岡山、広島県内を主要商圏にするが、近い将来、人脈のある中国地方全県にエリアを拡大したい。企業の事業継承を円滑にするお手伝いもしたい」と抱負を語った。

プロフィール

倉敷市出身。県立倉敷商業高、税務大学校を卒業。税務署と国税局勤務を経て、11年9月に税理士事務所を開業。今年1月に法人化。趣味はゴルフ。倉敷市在住。