動き出した三原駅前再生事業
成否の鍵を握る図書館の在り方
公的図書館に個性加える(3)
2018年08月20日号
理念を宿した図書館へ
一口に図書館といってもその形態は様々で、国立、公立など国、地方自治体が設置、運営母体となるほか民営の私立図書館、さらには学校図書館などいろいろあって、それぞれがそれぞれの役割を担っている。三原の駅前に開設されるのは公立図書館で、図書館法によってその在り方が定められている。これにより一定の質を保ったサービスが受けられるものの、一方では個性のない面白みに欠ける図書館になりはしないかといった心配が拭えない。新たに生まれ変わる三原の図書館が、どのような姿形を見せてくれるのか。仏作ってではないけれど、この図書館という器にどのような理念 を宿し、個性を打ち出してゆくかに注目したい。西亀 悟
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